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稲美弥彦(russki83mirovoi9)

Author:稲美弥彦(russki83mirovoi9)
ロシアやイラン、中国などの反欧米国家に関する情報等について説明して行きます。
国内、韓国、欧米メディアの批判や交通政策などについても語ります。


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DATE: CATEGORY:鉄道の問題点(全般)
最近、やたら欧米を賛美する風潮が目立ちますが、欧米では反EU政党が伸びている理由は当然、EUの格差や低福祉高負担化している現状が目に余るからです。
何故なら、税の負担が高くなると収入が減って税収が下がる事が明白なので、必然的に低福祉に進んでゆくのです。

実は、これに関しては鉄道でも同じ兆候があると私は思います。
特にゾーン制運賃と信用乗車方式は鉄道制度崩壊に繋がり、ゾーン制運賃による郊外利用者の切り捨て、信用乗車方式による利用者離れを良く理解する必要があります。

そして中国のQR乗車券を応用して特急券にも応用する事で利用者を増やす政策が出来る点にも私は食い込んでゆきます。

ゾーン制運賃と信用乗車方式の問題点についても考えてゆきましょう。

・欧米の鉄道は日本以上に都市部が安く郊外で高めになっている。

「ロンドン地下鉄ゾーン制運賃」の画像検索結果
欧米の鉄道の傾向として都市部の短距離で安く郊外で非常に高い運賃形態になっているのが特徴です。
これは欧州でも北米でもそうです。
なので、都市部だけを利用していると日本より安く感じますが、郊外や長距離を利用する状況になると非常に割高感を与えます。
これは欧米がここ数年、鉄道利用者減少で値上げが頻繁に行われてきた事が大きな影響を及ぼしていると思います。

ロンドン地下鉄が非常に割高感を感じられるのはゾーン制で1日乗車券もゾーン制運賃になっている事が非常に問題として挙げられるからです。
裏を返せば、ロンドン地下鉄の高額な運賃はゾーン制運賃によって進められているものだと感じられます。
安いだけなら距離別も中国は日本より安く、ロシアは均一制で日本や欧米より安くなります。
そこを考えないとただ値上げするだけになり効果をなくすと思います。
特に欧米はユーロ安を除いても日本よりも値上げ幅が高く、値上げペースも短いので割引しないとどんどん割高感が出てしまうのは当然ですが、その割引制度が逆に『普段の運賃は高い』という印象も与えかねません。

・ゾーン制運賃は郊外住民の切り捨て政策に過ぎない。

ゾーン制運賃の最大の欠点は言うまでもなく郊外住民の利用者切り捨て政策です。
何故なら、距離別や均一制だと郊外でも近距離でも長距離でも比較的、同じ料金で乗れる利点が非常に大きいからです。
アメリカニューヨーク地下鉄が欧州の地下鉄より利用者が多いのは均一制で長距離利用が安くなるからです。
パリも地下鉄に関しては均一制で欧州で最も多い地下鉄となっています。
一方、ゾーン制運賃と終夜運転を採用したロンドンやベルリンは寧ろ利用者減少が止まらず、地下鉄もかなり荒れているようなのでゾーン制運賃は郊外住民切り捨て政策なのは当然の結果といえるでしょう。

・信用乗車方式の高額罰金は利用者にも検札員にも悪影響を及ぼす。

「ベルリン地下鉄 罰金」の画像検索結果
それに加えて欧州では高額罰金を取る信用乗車方式を採用しています。
この方式は改札がない事は大きな利点ですが、利用者の多い鉄道では採用できず、不正乗車などを呼び込んでしまう傾向があります。
加えて、罰金が非常に高いなら利用者が敬遠してしまうのも当然でしょう。
フランスの郊外区間ではラッシュ時を除いて人が全然、乗っていない人が多い話もありますので、それらを考えると信用乗車方式は寧ろ時代遅れの方式だと認識する必要もあると思います。

・ベルリン地下鉄の検札員は低賃金、長時間労働、殺人事件の多さなど過酷な労働を強いられている。

「ベルリン地下鉄 暴力」の画像検索結果
実際、ベルリンは地下鉄では珍しく信用乗車方式を採用しています。
結果はどうかというと主要国で大差で利用者が少なく、駅構内はかなり荒れているようです。
この荒れ具合でベルリン地下鉄の利用者は減少している事を考えるとベルリン地下鉄は改札制度導入は待ったなしでしょう。

しかし、ベルリン地下鉄の検札員は高いし、高額な罰金があるから大丈夫と思いこむ人は検札員の事を微塵も考えていません。
実はベルリン地下鉄の検札員はまず、トラブルにあれば撲殺される危険性、利用者が少な過ぎる為に運賃収入も期待できない、加えて人手不足で終夜運転を行っているので長時間労働の横行、メルケル政権による緊縮財政政策でかなりの薄給で官製ブラック企業化している現状がこういった問題を引き起こしている事を理解すべきでしょう。
はっきり言ってベルリン地下鉄は素晴らしいバカはモスクワ地下鉄やテヘラン地下鉄にのった方が良いでしょう。
安くて快適なモスクワ、テヘランと高くて荒れているベルリン、ロンドンだったらどっちが優れているか言わなくても分かると思います。

・中国の鉄道運賃が安く出来るのはQR乗車券のお陰。

「qr乗車券 上海」の画像検索結果
一方、中国の鉄道運賃は欧米のそれより遥かに優れています。
欧米は度重なるトラブル増加で利用者減少に歯止めがかからないのに対し、中国やロシアやは安くて安心出来る乗車体制が整えられています。
中国の場合はQR乗車券で安く出来るシステムが整えられているといっても過言であります。
故にQR乗車券の方が信用乗車方式や検札するよりも費用が安くて乗務員の安全を考えている非常に優れたシステムだと言えます。
これを特急乗車券に採用すると椅子の着席で赤、緑、オレンジの3色ランプを発し、赤は着席、緑は空席、オレンジは不正乗車と分ける事が出来ます。
この方式を採用すれば検札員は無理に動く必要がなくなるので楽器的なシステムだと言えます。
中国はこのシステムを開発して利用者を増やした事は非常に光栄だと言えます。

・路面電車やバスの市内区間は均一運賃の方が適している。

路面電車はバスの市内区間はゾーン制より均一運賃制の方が適しています。
何故なら、路面電車はバスは均一運賃で乗れる方が非常に優れた制度で簡単に乗り降り可能な点が非常に大きいからでしょう。
それに加えて上記のQR乗車券でタッチすれば2時間以内は移動し放題は非常に楽に進められると思います。
QR読み取り機は広くするのも手なので底を考えた方が利用者にとって還元されるだろう。

・1日乗車券充実して利用者を増やす。

1日乗車券の充実も利用者を増やす施策です。
ここで重要なのは1日乗車券にゾーン制をやらない事です。
ゾーン制をやってしまうと1日乗車券もゾーン制化してしまい、利用者減少に歯止めがかからなくなります。
それ故に、1日乗車券も安く移動できる方法を探さなければなりません。
ゾーン制の悪影響は寧ろ1日乗車券の郊外区間の値上げだと思います。
ここが値上げされてしまうと非常に悪い影響を及ぼします。
なので、ゾーン制がダメなのは1日乗車券を値上げする口実を繋げてしまうからです。

・路面電車もQR乗車券を作れば良い。

路面電車のQR乗車券を作れば良いでしょう。
その方が磁気式より便利だし、QRによって2時間以内ならどこでも巡る事が出来る方式が出来るので非常に良い方法といえます。
なので、これからは信用乗車方式でなくQR乗車券方式を進めれば非常に良いかと思います。

まとめ

つまり、俺が言いたいのは一部のバカが欧米が優れているといってそれをろくに検証せずにこれまで述べた欧米の鉄道の問題点を無視する点に尽きます。
中国やロシアの方が日本の鉄道事情に近いし、利便性としても楽なのですが、欧州賛美サヨクは中国やロシアの方が欧米より優れているといえば、欧米以外の国を叩いたり、無視するところに非常に問題あるからです。
故に、ゾーン制や信用乗車方式の問題点を指摘しながら、中国やロシアの鉄道方式も考えるべきだと俺は思います。
ゾーン制運賃を採用している鉄道事業者の利用者は極度に少ない事を認識する事が大事だと思います。

次回

『奈良線島式2面4線に出来る駅は何処だ?』
についてお送りします。
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